4歳上500万下

血統好きが大学生のころ書いていたブログ(今でもたまに更新)

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日曜の注目馬 ~ Hyperion覚醒へ、勝負の2017初戦

土曜の3歳戦については色々書きたいことがあるので、明日以降にしますが、ヴゼットジョリーはやはり良い馬で、脚長でエンジンの掛かりが遅い重厚な斬れをする中距離馬。オークスで、ソウルスターリング・アドマイヤミヤビ・リスグラシュー相手にどれだけやれ…

土曜の3歳戦 ~ ヴゼットジョリーとジョーストリクトリの母系で光るHyperionとLady Juror(Son-in-Law)

アーリントンCは、ペルシアンナイトは置いておいて、個人的な注目はヴゼットジョリーとジョーストリクトリ。このブログでも何度も登場していますが、3歳世代でも相当好きな2頭です。 ヴゼットジョリーは母母フェンジーの影響が強い重厚な斬れ方をする中距離…

日曜の注目馬 ~ Hyperion,Hyperion,Hyperion,Son-in-Law!!

さて、フェブラリーSですか。 自分の中ではタガノトネールの追悼レースです。 コパノリッキーが内枠ですが、2年前のようにスタートを決めて巧く外目を先行できれば好走してくれるのではないか、そういう展開になってくれ、という希望的観測をしています。 モ…

土曜の3歳戦 ~ ヤングマンパワーやフルーキーくらいにはなれるバリングラ

今日は注目馬が少なく、新馬未勝利では京都5Rのスイーズドリームズくらい。決めてほしいです。 フリージア賞は、東京2000という舞台設定だけあって、将来性が高い馬たちが集まりました。 中でも素質を買っているのはムーア騎手騎乗のバリングラ。Nijinskyが…

タガノレヴェントンとコパノニキータが輝くフェブラリーS

出走が叶っていれば、タガノトネールに期待を賭けていたであろう2017年のフェブラリーS タガノトネールの母タガノレヴェントンはキングカメハメハ×トニービン(Hyperion5×3・5)×Nureyev(Hyperion4×4)、3代母もHyperion4・4×3・3というHyperionの血量を持ち、…

《回顧》クイーンC / 共同通信杯 ~ やはりハーツクライのBusanda≒Better Self≒Striking=Busher=Mr. Busher

東京で行われた3歳重賞2鞍はどちらもハーツクライ産駒が制しました。 晩成なハーツクライ産駒を、3歳春に第一戦で活躍させるためには、母から強靭なパワーを取り込むことが重要です(ハーツクライに限ったことではないが、晩成傾向が強いハーツなら尚のこと)…

日曜の3歳戦 ~ レイデオロに、コマノインパルスに揉まれた皐月配合が、本当に皐月で3着に入るという運命にあるならば、アサギリジョー×裕紀人が割って入っても驚かない

derby6-1.hatenablog.com クイーンC、アドマイヤミヤビは強かった。オークスはミヤビとソウルスターリング、そして激流でのヴゼットジョリーに期待という見解は変わりません。 アエロリットも前走以上のデキで、胴長の大飛びの重厚斬れなので府中で良さが出…

土曜の3歳戦 ~ ソウスルターリングとリスグラシューとヴゼットジョリーの樫最大のライバル

さあ今週はクラシックの構図が決まりそうな重要な3歳重賞が2つあります。 競馬だけでなく、何事も、過去の自分を振り返ると「何言ってたんだ自分...」と思うことはよくありますが、そう思うということは今の自分が成長しているからである可能性が高く、全く…

《回顧》きさらぎ賞 ~ Tom Rolfeのパワーも効いたが、コロナドズクエストはHalo≒Boldnesianの血統構成を豊富に持っていた

きさらぎ賞はアメリカズカップが制しました。母がRibot5×5で、自身はTom Rolfe6×5と継続、道悪は巧いわけか... 母父コロナドズクエストは、Nasrullah、Sickle=Pharamond、Sir Gallahad=Bull Dog、Blue Larkspurという、マンハッタンカフェの配合のキーであ…

土日の3歳戦 ~ サロニカもサトノアーサーもジェンティルドンナと同じディープ×デインヒルだが…というタイトルにしていたが、ジェンティルドンナはデインヒルではなくDanzigだった。でも「パワーの発現の仕方」という、「言いたいこと」は変わらないので大丈夫(笑)

エルフィンSはサロニカが逃げ切りましたが、ディープ×デインヒルのピッチ走法で、だから先行するスピードがある...とう今日のレース振りにはジェンティルドンナを思い出しました。でもジェンティルドンナは馬格に恵まれていたし、もっとしなやかだったからこ…

サトノアーサー ~ ディープ×デインヒル / 気になる4角でのモタつき

何事もそうですが、全体像を掴む(イメージする)ということは非常に大切だなと感じます。 それは、「競走馬の血統・配合」においても同じで、「どういう馬なのか」という馬の「個性」を考える、解釈するミクロ血統学と、「強い馬を生産する」ための「マクロ血…