4歳上500万下

〝血統表〟と〝現実〟のすり合わせ、サラブレッドの〝個性〟の〝解釈〟

〝垂れない〟〝切れない〟走りはやっぱりHyperionが強かったのか

本当はヴィクトリアマイル前夜に書こうと思っていたのだが、仕事が立て込んでいて今日になった。

京王杯SCで着眼したのはラインスピリットの4着。母リボンストライプはウイニングチケットの全妹でHornbeam≒テスコボーイ3×3のNasrullahHyperionのクロスで、父スウェプトオーヴァーボードが内包するフォーティナイナーも三代母CourtesyがNasrullah× Hyperionの組み合わせ。やっぱりこれだけNasrullahHyperionが増幅されていると、いくら短距離の先行馬だろうと、中京1400とか東京1400とか、急坂+長直線での好走を考えてしまう。だから高松宮記念でも毎年注目していたのだが、今回は生涯ベストといってもいい走りだったのではないか。年齢を重ねてHyperionが成熟してきたともみてとれる。自分の注目していた馬が、自分の考えた通りの走りを見せる――これでもう満足している自分がいる。つまり、これが自分の競馬観だと思うこの頃である。

 

NasrullahHyperionという観点でいうと、アエロリットは大跳びだからてっきりNureyev的――ジャングルポケット的斬れだと思っていたが、中山記念の〝垂れない〟走りやヴィクトリアマイルのイマイチ〝切れない〟走りを見ると、やっぱりHyperionネオユニヴァース×Nureyev、もっと言えばポインテッドパス+Nureyevなのだなぁと思った。だから案外、男馬がいてタフな流れの安田記念の方が向いているのではないか。それでも胴長大跳というのはNasrullahの影響なのだろう。

 

さて、オークス。キレッキレのアーモンドアイと競馬上手なラッキーライラックブエナビスタレッドディザイアを想起させます。最近だとハープスターヌーヴォレコルトもそんな感じだった。オールドファンはどちらも〝最近〟なんでしょうけどね。

忙しい毎日ですが、オークス・ダービーくらいはじっくりと思索を巡らしてみますよ。