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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

《展望》阪神JF ~ 中距離馬の斬れで

審査委員の思想発表会と化した新語流行語大賞での「日本死ね」問題。あれは、ブログを投稿した母の悲痛の叫びだったか否か(いや、恐らくそうなんでしょう)ではなく、「国民主権」が存在する大前提である「国家主権」を否定するような表現を、国民の代表である国会議員が取り上げ、そして笑顔で受賞した...ということが問題であり、国民が疑問を感じる理由だと思うのです。「日本」とは抽象物だとかどうとか、そんなことはどうでも良いのです。

 

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今年の2歳戦線はJFに出走しないミスエルテをはじめ、牡馬よりも牝馬の方に素質を感じさせる馬が多いです。

以下は、改めて提示するまでもないと思うのでですが外回りで行われるようになってからの過去10年の勝ち馬と一部の桜花賞馬を敢えてカテゴライズしてみました。

 

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ブエナビスタが持続力がないかと言われれば、ありますから、「強い馬は強い」わけですから決めつけられないのですが、レース考察の上でカテゴライズ化することは理解に繋がります。

昨年のメジャーエンブレムのように、圧倒的な粘着力/持続力を誇り、能力上位であると思えば、そういうタイプでも好走するのでしょうが、基本的には右上の方...「中距離馬の斬れ」を重視したいのが阪神外回り1600mの阪神JF

今年の有力馬をこのチャートに当てはめると...

 

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と、こんな感じで、やはり勝ち切るのはリスグラシュー/ソウルスターリング/ヴゼットジョリーという中距離馬ではないでしょうか。

 

リスグラシューのあの細身の斬れはMill Reefの影響が大でしょう。懸念は、前走で左にヨレ続けた幼い気性と、レース間隔が詰まっていること。前者においては戸崎騎手騎乗という点が、後者においては長距離輸送がないという点が懸念払拭とまではいかないまでも、プラスに働くことは間違いないでしょう。

 

ソウルスターリンは大飛びの中距離馬だけに、内枠ということがマイナスに働く可能性があります。藤沢厩舎で外枠だったダンスファンタジアと枠を交換してあげたい(出ません).。それでも素質は3頭の中でも1番だと思っているのでスムーズならこの馬が戴冠に最も近いか。

 

3頭の中で最も好みなのはヴゼットジョリーで、新潟2歳の頃は「Haloも感じさせる」と書きましたが(もちろん影響がゼロではない)、改めてレースを見てみるとMill Reefや母母フェンジー(Saumarez×Lyphard)の影響が大きい重厚な持続斬れにうつりました。今年の新潟2歳のレベルは高いとは言えないと思いますが、決して新潟マイルのヨーイドン向きではない馬が楽勝したということをむしろ評価したい。しかし和田騎手乗り替わりで外枠の持続差し...というとアヴェンチュラの4着が思い出されます(-_-;)

 

マイル以下に適性があるグループ(ジューヌエコール/ディーパワンサ/レーヌミノル)はほぼ横一線とみていますが、前走で脚を余し今回内枠というディーパワンサが狙いとしては立て易いですか。

穴目で最も期待しているのは、前走内容が良く、鞍上魅力、しかもその鞍上が「今回は掛かるのを覚悟で出していく」とコメントしているサトノアリシア。母はVice Regentヴァイスリーガル4×4で、やはり早期から走るにはNorthern Dancerの筋力補強が欠かせない。

4枠のもう1頭ブラックオニキスと、アルテミス3着のシグルーン阪神替わりはプラスでしょう。

 

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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