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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

土曜の注目馬 ~ マイルカップに出走させたいジョーストリクトリ

先週の2歳戦についてまとめようと思ったのですが、何せ火曜までずれこみましたから今週のと合わせてやりたいと思います。

 

若駒S、将来性ではダノンディスタンスが1番でしょう。フェアリードールにサンデーサイレンスクロフネルーラーシップ、Nureyevなのですが、父の胴長体型は受け継いでいます。胴長なんですが明らかに持続型なので大箱よりは上がりが掛かる内回りで和田騎手にクランモンタナ的騎乗をしてもらうのが合っているのでしょう。前走旧エリカ賞はレベルの高いメンバーでしたし、ここで負けても阪神のすみれSでも注目です。

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インウィスパーズシンコウラブリイの牝系で全兄レトロロックと同じように小脚も効くタイプ。

アドマイヤウイナーもかなりのピッチ走法ですから内回りは合うのですが、ちょっと札幌2歳Sのレベルの低さはあるかなという感じ。

 

若竹賞は特筆するメンバーがいない混戦模様ですが、ピスカデーラブラックタイド×エルコンドルパサー×ノーザンテーストという粘着型で、3代母もDewan(←Bold RulerTom Foolですから小回り◎、前走はダノンディスタンスら好メンバーが揃っていた旧エリカ賞で、内枠を活かす騎乗が巧い北村宏騎手というのも良いですね。

 

なずな賞は圧倒的にジョーストリクトリに期待。成長したら厳しいペースでこそ持ち味を活かすタイプで、ぜひ兄のようにNHKマイルに出走させたい。

 ジョーストリクトリは、ジョーカプチーノ×キングヘイローという配合で(これだけで「ほ~ん」ってなる)、父父マンハッタンカフェを非Northern Dancerとする3/4Northern Dancerという配合系。

ジョーアラマートは、Northern Dancer+ナスキロでみればダンシングブレーヴ≒Topsider2×2、ナスキロでみればSir Gaylord≒Drumtop5・5×3、Tom Fool≒Attica6・5×6でもある相似配合系。

自身は、Caerleonダンシングブレーヴ4×3(Northern DancerとナスキロとTom Fool的な血)に加えて、3代母Sudden FlashHyperion×Lady Jurorの重要血脈Tudor Minstrel5×4で、父が内包するバレークイーントウショウボーイの欧血も増幅、Sudden FlashのWar Relic2本、Tom FoolRibotBold RulerLaw Societyも増幅してもいる全体的にすごい相似配合。

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 イノバティブの距離短縮は面白いですが、小回りで機動力を活かすタイプだけに大箱がどう出るか。

 

中山11RカーバンクルSは、最強フレンチビキニの仔ベルルミエールに勝ってもらいたいですが、シンボリディスコにも注目。ノーザンテースト3×4譲りの成長力を見せており年齢は全く気にする必要がないどころかむしろ強調材料。中山の半周は差しが届いているイメージもあります。

 

京都12Rでは素質馬レオナルドが復帰。母のMiswaki3×3らしい緩さが残る中で重賞でも好走。この緩さが抜けてくればOPは間違いないでしょう。

カレンオプシスは、ナスキロを重ねられたピラミマの仔なので、バンドワゴン、エマノン同様京都は◎

字面の血統をみただけでもステイゴールド×シェンクのジョンブリアンも京都合うでしょう。

 

中京2Rと阪神メインでは、Hyperion塊名繁殖タガノレヴェントンの仔、タガノヴェローナタガノエスプレッソが兄弟で出走。ヴェローナは当然将来はOP馬、レヴェントンは7歳くらいで重賞をもう1回勝つんじゃないかと思っています。

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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