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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

タガノレヴェントンとコパノニキータが輝くフェブラリーS

出走が叶っていれば、タガノトネールに期待を賭けていたであろう2017年のフェブラリーS

タガノトネールの母タガノレヴェントンキングカメハメハ×トニービン(Hyperion5×3・5)×Nureyev(Hyperion4×4)、3代母もHyperion4・4×3・3というHyperionの血量を持ち、このHyperionという血は、このブログでも毎回といっても良い程登場しますが、晩成で成長力があり、持続力に富んた血。

タガノトネールは大箱1400mがベストというイメージでしたが、年齢を重ねるごとに1400mはもう短く(先日のスマートレイアーのようにHyperionのスタミナが発現してきたともいえるかも?)中でも小回り浦和1400mのオーバルスプリントや、小回り名古屋1400mのかきつばた記念や、小回り佐賀1400mのサマーチャンピオンは忙しすぎるようになりました。

そんな地方重賞で結果を残せず迎えた昨年の武蔵野Sは8番人気の低評価。天才・田辺騎手を迎え、大箱1600mで逃げてゴールドドリーム、カフジテイク、モーニンらを破りました。

昨年のフェブラリーS(9番人気6着)だって、オッと思わせる粘り腰をみせていましたし、7歳のフェブラリーSこそ競走馬人生最高のパフォーマンスを発揮する場となるはずでした...

先行集団にトネールの面影を重ねるフェブラリーSとなりそうです。

(トネール亡き後、タガノレヴェントンの仔は、エスプレッソがファイナルSを、そして先日ヴェローナが初勝利を挙げました。)

 

そのタガノファーム生産のアスカノロマンは、昨年2つの中央ダGIでどちらも3着。それは、Secretariat5×5らしいストライドで走るため大箱(東京・中京)が合っていたこと、Key to the Mint→Sauce Boadのハイペース適性によるものだと思います(Ribotのクロスにもなっている)。

 

 

コパノリッキーという馬は結構好きで、(枠順に左右されますが)東京マイルという条件は合っているでしょう。

イメージ的には、コパノニキータのFall AspenとトニービンによるHyperionとSon-in-Law的な持続力を持ち前のスピードを武器にマイルで活かしている...というダ版ダイワメジャー的なイメージです。

 

最下位人気で制した2014年のフェブラリーは7枠13番からスローペースの外目2番手を追走して抜け出し、ホッコータルマエベルシャザールの追撃を凌ぎました。

連覇した2015年は、前年と反対に2枠4番という内枠スタートでしたが、持ち前のスピードと、先行馬がリッキーくらいしか居なかったこともあり、大外枠からハナを奪ったアドマイヤロイヤルのスローペース外目2番手という前年と同じような形で抜け出しました。

3連覇を目指した2016年は、前年と同じように2枠3番という内枠。さらにタガノトネール、モンドクラッセ、スーサンジョイ、コーリンベリーといった先行馬が多く、砂を被り中団からの競馬に。持ち味を活かせずに終わりました。

 

4度目の出走、3度目の優勝を目指す今年のフェブラリーは、差し・追い込みを得意とする馬が多く、連覇した2014年2015年のようなメンバー構成。東京大賞典が負けすぎな感がありますが、JBCクラシックは2100で出入りの激しい競馬、チャンピオンズCは恐ろしいハイペース。もしかすると最後のフェブラリーかもしれませんから、特異の舞台で自分の競馬ができれば...と思います。

 

ひとまずここまで。

 

blog.goo.ne.jp

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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