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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

今日の2歳戦 ~ Karakurenai , Nishino Apple Pie , Cuban Mambo

阪神5R、ダノンロマンディープインパクト×Storm Cat×Myhrr(=Kingmambo=Monevassia)なので、リアルスティール=ラングレー=プロディガルサン=ガデナダムールと同血。ノーザンFではなく社台Fの生産でセレクトセールで1億584万で落札されました。牡馬なので、リアルスティールのように切れよりもパワーを感じさせた方が期待が持てます。

Miesuque牝系では、ワイの仔ディーチェが中山5Rでデビューします。

ウインドフェスタナカヤマフェスタ×エルコンドルパサーという蛯名騎手×二ノ宮厩舎で凱旋門賞2着馬の組み合わせ。この組み合わせは3頭いて、現3歳世代は1頭だけでその1頭イルフォーコンが勝利しています。

血統表の残り1/4がカペディエム(サクラユタカオー×スカーレットブルー(ノーザンテースト×スカーレットインク))なので、ノーザンテースト5×5、Princely Gilt6×5、スカーレットインクはAlibhaiを持つのでさらにディアウィンク→ステイゴールドで強力に増幅したノーザンテーストの血をもう1度増幅。まだどんな馬かは分かりませんが、阪神内回り、和田騎手というのはいかにも合っていそうです。

 

葉牡丹賞はなかなかのメンバーが揃いました。

レイデオロはラドラーダ(シンボリクリスエス×レディブロンド(Seeking the Gold×ウインドインハーヘア))の2番仔で、ティソーナの半弟。キングカメハメハ×シンボリクリスエスでラストタイクーン≒Alzao3×4、中距離で斬れるけれどもパワーも兼備といったところで中山2000が大きなマイナスにはならないでしょう。新馬をみると、BuckpasserSeattle Slewを通じるBusanda≒Striking=Busher7×9・9・7のラトロ肩の可能性もあります。

そういうピッチ走法という点では、5枠2頭もそうで、ジョワドゥロワは自身が、アピールバイは母がキングカメハメハ経由のRibotのクロスでRoberto持ち(ラブリーデイと同じ)による影響です。だから本質的には内2000替わりはプラスです。

ミラアイトーンは、ストロングタイタンの半弟で、I passにDanzigSeeking the Gold→Tiznow(BCクラシック連覇)→Lonhro(10/11シージン豪リーディングサイアー)と配され産まれた馬。小倉での新馬は逃げ切りという形になりましたが、非常に余裕があり着差以上の完勝といった感じでした。

I pass→DanzigSeeking the Goldの母母EnsnareのBuckpasser3×3が距離を持たせるでしょう。でもどうだろう、ストロングタイタンも2歳時はあんまりだっただけに、この馬も3歳夏からかなという気もします。まぁしかし、父がSir Ivor系、母父がWar Relic~Relaunch系というのはなかなかすごいです。

ニシノアップルパイリーチザクラウン産駒で最も期待している馬ですが、ここで復帰してきました。米血過多のリーチザクラウンに、Lady Angelaを増幅した母アップルトウショウを持ってきたという配合で、2歳リーチ産駒の血統派全て目を通していますが欧血の持って来具合(笑)はこの馬が1番でした(スペシャルウィークの欧血増幅ともいえる?)。すごく掻き込んで走るので中山2000は合いそうです。

キューバンマンボシーイズトウショウ×ロックオブジブラルタル×スズカマンボで、やろうとしている意図が明白。サクラバクシンオーノーザンテーストを増幅してシーイズトウショウが産まれ、さらにFlower Bowl、Bold Lad(ILE)を持つロックオブジブラルタル、そしてFlower BowlをクロスしNijinskyを持つシズカマンボ(というよりスプリングマンボ)を持ってきた。未勝利での札幌1500の捲り方も、ガシガシと追っ付ながらの捲りで、持ったままサササッと捲るHalo的な捲りとは異なり、サンビスタ的でこの血統らしいものです。現状で牡馬相手の2000では厳しいかもしれませんが、将来的にはレディスクラシックやクイーンSを走ってもらいたい馬。

 

阪神万両賞の注目はカラクレナイ

京都内回り1400で見せたあの瞬発力はスティンガーと同じHalo≒Chieftain4×4・6によるものでしょう。馬場が重い阪神替わりはプラスとは言えない気がしますが、ここをモノの違いで突破すると桜がみえてくる。

 

阪神メインは、欲を言えば外枠がほしかったですが、この頭数の外回りならバンドワゴンに決めてもらいたいところ。

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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