これがあるから、こういう感情になれるから、競馬はやめられない。競馬を見続けて良かった──といえる素晴らしいオークスでした。あのレース後の感情のまま文章を綴りたかったですが、どうしても仕事やら何やらで結局ダービー前夜です。
指定席が当たったもので、府中にいきます。これで生で観るダービーは、ワンアンドオンリー、ドゥラメンテ、マカヒキ、ドウデュース、タスティエーラ、ダノンデサイル、クロワデュノールに続いて7回目です。
ということで、今年もこれを貼っておきましょう。
ダービーだからこそ買いたい馬、東京だからこそ買いたい馬を絞って書き殴ります。内枠から──。
④アルトラムス
イスラボニータのぐにゃぐにゃ柔体質とチーターのような俊敏なフットワーク、筋収縮性を受け継いだ。誰がどう見ても直線長コース向きのストライド。荒れ馬場の中山2000のHペースよりは、パンパン良馬場、東京2400のSペースの方が脚がたまって好走確率は上がるのではないか。
⑩ジャスティンビスタ
未勝利戦を勝った時から、これはショウヘイだと。京都新聞杯を勝ってダービーへ、秋の神戸新聞杯でもキレッキレというイメージ。サートゥルナ―リア×ディープインパクトで、スピードに乗った時のあの美しいフットワーク。京都2歳Sを制しているものの、小回り競馬だと大幅にパフォーマンスダウンするタイプだろう。消耗が激しい皐月賞を使えなかったのはむしろ好感。
⑬パントルナイーフ
母と息子でこんなにも走りが違うのか、というのが最初の感想。母アールブリュットは母父Silver Hawk全開のグラスワンダー的パワー掻き込み走法だったが、パントルナイーフはキズナ似のストライド走法。パラレルヴィジョンやメートルダールなどを送り出した母母イグジビットワンはミラノ大賞典(芝10F)3着などがあるSilver Hawk×Sadller’s Wellsという字面の中距離馬で、パントル自身の字面はキズナ×マクフィ×イグジビットワン。母父にマイラーのマクフィが入るバランスが絶妙。マクフィは個人的にめちゃくちゃ期待していた種牡馬で、Sgareef Dancerやダンシングブレーヴ、Green DesertなどNorthern Dancer×ナスキロ血脈が豊富。ここがキズナのStorm Catと脈絡して、アールブリュットの力馬感を緩和しているのだろう。マクフィなだけあって速い時計は「?」だが、32.9で上がった東スポ杯を見れば問題ナシか。同レースでライヒスアドラーを物差しとすれば力は足りるはず。
⑮フォルテアンジェロ
この馬もフィエールマン×Dark Engelという長距離馬×短距離馬のバランスが絶妙。本質的に2400mは長いだろうが、3歳春ならDark Engelのパワーが成長を早めて完成度という点でプラスに。ただ枠が若干外。Dark Engelパワーでピッチ気味に走るのために器用で、中山2000mのほうが相対的にプラスだっとも考えられる。
この4頭でも、牝系を見た時に最もダービーで◎を打つに相応しいのはパントルナイーフ(イグジビットワン)でしょうか。でもいくら東京向きに見えても、キズナ×マクフィ×イグジビットワン(Silver Hawk×Sadller's Wells)という字面は東京ではないよなあとも...。
皆さん良いダービーを──。