好きなレースの一つにハーツクライの有馬記念があります。もう何度も書いているので詳述しませんが、ハーツクライの本質はアイリッシュダンス――トニービン×Lyphardなのです。つまり、HyperionとFair Trialを通じたSon-in-Law(ハイインロー)のスタミナ。
JCまでは素質だけで追い込んでいたけど、体がパンとしてくると先行できるようになって本質である‟抜かせない力”を発揮できるようになった――。
ハイインローの抜かせない力は、同じルメールで言えばリトルアマポーラのエリザベス女王杯(先行)がそうですし、今パッと浮かぶところではバブルガムフェローの秋天、ワンアンドオンリーのダービー、神戸新聞杯。
もちろん、キタサンブラックやダイワスカーレット≒ダイワメジャーの二枚腰も血統的本質は同じです。
さて、前置きが長くなりましたが菊花賞に出走するステイフーリッシュも同じような特徴を持っている馬です。指した共同通信杯でイマイチ、先行した神戸新聞杯の快勝は、ハーツクライのJC→有馬、ワンアンドオンリーの皐月→ダービーを想起させます。
同じステイゴールドでも、エタリオウやアフリカンゴールドやシャルドネゴールドはStorm CatやGone Westを通じてナスキロ血脈が入るのでステイフーリッシュほどの男らしさは出ません。
まぁ、個人的に抜かせない力がある馬が好きなので、もし好走した時に公開しないように仕事の合間に書いてみただけの話です。
と、ここで思ったのですがステイフーリッシュの母はカウアイレーンでした。なにかと勘違いしているようです。ただこれまでのレースを見て、ハイインロー的な母を想起していました。相当ロベルトのスタミナが発現していると思うが、どうだろうか。