第78回菊花賞競走について
さすがに菊花賞だけはレース前に考えていることをアウトウットしておいた方がよいだろう。
スティッフェリオはデビューした時から注目してきた80点の配合で、ずっと菊路線といってきた。そんな中、セントライト記念4着で満足していたのだが、この天気でもしかするともしかする可能性が出てきた。
4着スティッフェリオはデビュー時から、悪くない配合で菊路線でと書いてきたので、もうこれで満足。
中京10R大寒桜賞のスティッフェリオもちょいと注目している馬。
土曜阪神5Rを逃げ切ったスティッフェリオは、以前も取り上げました。
京都5R(芝2000m)のスティッフェリオは、ステイゴールド×シルアスアティテュードという血統。
母母ザミリアとの間にはゴールドスミスという同期のステイゴールド産駒がいます(新馬勝ち)。このザミリアはSir IvorとHabitatを通じるSir Gaylord5×5で、ここがステイゴールドにはちょっと気がかりなんですが、ノーザンテーストと血統構成が近いThe Minstrelを通じるNorthern Dancer4×4というのは効くでしょうし、Green Desertのパワーというのもプラス。
そしてザミリアにMtotoを配されて産まれたのがシリアスアチテュードですが、MtotoはDonatello3×4、しかもMtoto自体がMiranda(=Pretty Polly)牝系でもあり、これはノーザンテースト増幅に繋がります。
ステイゴールドとしてはまずまずの配合です。
菊路線に乗ってこれるかどうか。長い目で。
ステイゴールドでいえば、トリコロールブルーの母ベンカナプリンセスは繁殖牝馬として非常に評価している。Stufida≒Kris≒Aureole3×3・7だからだ。これはステイゴールドのノーザンテースト(Lady Angela)にもディープインパクトのBurghclereにも強く脈絡する。だから必然的にステイゴールド×ベンカナプリンセスが菊花賞に出てきたならば注目するのだ。
馬場に着目すれば、さすがにディープスカイ×ブライアンズタイムでGraustark5×4のクリンチャーには目をやらなければならないし。そして血統通り肩が立っているベストアプローチも鞍上の手綱捌きとともに注視したい。
良馬場であればミッキースワローが勝ち切ることは困難だろうと考えるが、この馬場なら勝ち切っても驚かない。ただノーザンテースト的な晩成だろうから、GIを勝ち切るのは古馬になってからではないかという気がしないこともない。
ダンビュライトはルーラーシップにこの牝系なら重はこなすどころか鬼の可能性がある。
キセキは馬場はこなすだろうが、脚質的に(まだ緩さがあるので先行できないと思う)この馬場が向いていないか。
アルアインはさすがにこの馬場の3000はキツい気のではないか。