スプリンターズS18時間前雑感
サトノアーサーは同着だったんですね。てっきり負けたと思ってました。
阪神5R確認したけど、この馬場だとサトノのしなやかさよりも、スズカのホッコータルマエ的パワーが優った感じですかね(^_^.)
— 金沢 ユウダイ (@derby6_1) 2016年10月1日
母キングスローズはRedoute's Choice×Nureyevですが、やっぱりSir Gaylordクロスらしく緩すぎる気がします。3歳春のクラシックで勝ち負けは厳しいんじゃないのかなというイメージを持ちました。
くりがしらさんが分かりやすく解説なさっています。
中山の新馬を勝ったマイネルの母ちゃんもすごい配合でしたけど、カンナSを典弘さんで追い込んできたダノンハイパワーもすごい。母母はKingmambo産駒のNureyev≒Sadler's Wells3×2で、そこにShamardal、ダノンシャンティと配されたので、Halo≒Red God4・4×6・7・5、そしてGlorious Song3×4の牝馬クロス(^_^.)器用さと柔らかさを兼ね揃えています。
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今週は凱旋門賞も書いています。
【凱旋門賞】血統考察 byうまカレ|競馬コラム|競馬予想のウマニティ - サンスポ&ニッポン放送公認SNS
【スプリンターズS】血統考察 byうまカレ|競馬コラム|競馬予想のウマニティ - サンスポ&ニッポン放送公認SNS
スプリンターズステークス 凱旋門賞 予想 第45回「みんなで予想!うまぐりちゃん」(2016/9/30)【競馬】
特に中京なんかは顕著ですが、半周だと前が残りやすく、1週だと差しが効きやすいですよね。土曜のマルターズアポジーがそうでしたが、然るべき馬が、然るべきペースで逃げれば結果は出る馬場。そういう点でも、◎ビッグアーサーは、3角まで、逃げるか否かは他馬(ミッキーアイル)の出方次第で良いけれども、(最内枠ならなおさら)自分が33秒1-34秒5で走るんだという意思を見せてほしい。今の福永騎手なら大丈夫と信じています。
その流れの方が〇ベルカントは好走しやすく、今年こそ入れ込まずラチを頼って悔いのない走りをしてもらいたい(おそらく国内ラストラン)。
ベルカントは、ノーザンテースト≒Vice Regentに加えて、Alycidonも持っていて、さらにAlydarでクリアアンバーも増幅できているから、女王になる資格と実力はあるはずで、だからこそ王者が出てくる前に入れ込んだりで自分のレースが出来なかった昨年が悔しい...
— 金沢 ユウダイ (@derby6_1) 2016年9月29日
▲シュウジは、須貝師が「今が成長期」というコメントを出しているように、まさに今スプリンターへと完成していっているとき。前走でモレイラ騎手が逃げたのも、そういうスプリンター的パワーを感じ取ったからかもしれません。
スプリンターではないミッキーアイルは、能力で高速決着だった高松宮でも好走したけれど、中山1200は中京1200以上にパワースプリンター有利。中山の33秒1-34秒5では厳しいのではないかと考えます。
レッドファルクスは、母ベルモットがサンデーサイレンス×レガシーオブストレングスでHalo≒Chieftain2×4、このHaloらしい回転力から繰り出される末脚なので、CBCはペースが遅かったのが良かった。これも33秒1-34秒5で差し込んで届く馬ではないかと。
あとはもうほとんど1400ベストの馬といった感じで、△スノードラゴンは1200なら時計が掛かってほしいところですが、前走ああいう競馬をしたことがプラスに向きそうで拾うならこれと、名手が乗る△ソルヴェイグくらい。ティーハーフは雨が残ればと思いましたが、33秒1-34秒5だと捌き切っても厳しいでしょうね。
ただ1点だけ気になるのが、ブランボヌールの急成長で、やっぱりディープインパクト×サクラバクシンオーの柔×柔で、33秒1-34秒5だと厳しいと思いますが、これがもし勝つとなるといよいよディープインパクトは今年皐月賞と宝塚という勝てなさそうなレースを勝ちましたから、有馬とダートのみになっちゃいます(笑)これは非サンデーvsサンデーの盟主という戦いでもある。
スプリンターズで1点注目しているのはブランボヌールの走り。ディープ産駒がいくら桜花賞やダービーやオークスやVMを勝っても驚かないけれど、今年は皐月賞と宝塚記念を勝ってしまった。スプリンターズまで獲ってしまうと、いよいよ残るはダートだけということになってしまう。
— 金沢 ユウダイ (@derby6_1) 2016年9月30日
生粋のパワースプリンターではないはずビッグアーサーの淀みない流れは厳しいと思っているし、そういう流れならばサンデーサイレンスの血がマイナスになるだろうけれど、それをも超えてくるディープインパクトなのか。ある意味、サンデーの盟主と非サンデーの争いともみてとれる。
— 金沢 ユウダイ (@derby6_1) 2016年9月30日
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【参考】
『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)