4歳上500万下

「血統表」と「現実」のすり合わせ、競走馬の「個性」の「解釈」

◆ローズ皐月出走!◆

イメージ 1JRA3歳牡馬クラシックレース第1弾・GI皐月賞(4月18日、中山2000メートル芝)への優先出走権をかけたトライアルレース、第59回GIIスプリングステークスが21日、中山競馬場1800メートル芝で開催され、横山典弘騎乗の2番人気アリゼオ(牡3=堀厩舎、父シンボリクリスエス)が逃げ切りV。一方、ここが今年始動戦となる無敗の2歳王者ローズキングダム(牡3=橋口厩舎、父キングカメハメハ)は、差し届かず3着に敗れた。

 競馬に絶対はない、とは言え、本番を前にしてのまさかの3着だった。
 「うーん、あそこから差し切れると思ったんだけど……」
 レース後、主戦の小牧太が顔をしかめた。ゲートは抜群のロケットスタートを見せ、そこから無理することなく馬なりのまま中団のインで待機。「スタートが本当に良かったし、道中の折り合いや雰囲気も良かった」と振り返ったように、大きな問題はなし。
 あとはじっくりタメた自慢の末脚を最後の直線で爆発させるだけ。ちょうど、2歳王座を戴冠した昨年暮れのGI朝日杯FSと同じ中山で、それを再現させるシーンを演出すれば良かった。

 だが、ここから過去3戦のような伸び、そして爆発力が生まれない。
 「休み明けの分かな」と小牧。朝日杯FSから3カ月ぶりの実戦。中間の稽古も順調に消化し、この日は馬体重マイナス2キロと、見た目には仕上がっていた。それでも、久々の分が本来の“キレ”を鈍らせていたのだろう。
 とは言え、「無敗のまま皐月賞に行きたかったけどね」とは、ジョッキーの偽らざる心情。デビュー戦からのライバル・ヴィクトワールピサが2週前のGII弥生賞を完勝しているだけに、ここは休み明けであろうが、再び受けて立つ立場としても負けられなかった、負けたくなかったはずだ。

 しかし、結果は結果。すぐに前を向いた小牧太は言葉に力を込め、反撃を約束した。
 「負けたけど、トライアルとしては内容がそんなに悪いわけじゃないし、1回使って良くなってくると思う。本番でリベンジしますよ」
 本番を前にしての痛い初黒星が意味するのものは、皐月賞も危うしか、それとも――。かつて日本競馬史を彩った王者たちは敗戦を大きな糧とし、力に変えた。ローズキングダムも今回の一戦をバネに、皐月賞では再び王者の走りを誇示したい。
 
出走してくれるようで嬉しいです。
休み明け2走目なので期待しても良いと思います。
朝日杯→クラシックというのがなくなってきているだけに、不安な点もありますが力で勝ってほしいです。1番人気はどっちになるのか??