4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

デンコウアンジュの好走

 阪神牝馬Sは、まぁミッキークイーンでしょうがデンコウアンジュがどこまでやれるか注目しています。

アルテミスSの殿一気は、中距離馬の斬れで、オークスで期待をかけていましたが不利を受け9着。スムーズなら掲示板はあったでしょう。桜花賞は内へ突っ込んで行き場を失いましたし、秋華賞は内回りで出遅れ、最悪なスローペース、その中で上がり33秒5を使って大外から追い込んできたレース振りは評価できます。そしてエリ女インコースの先行決着...

他力本願なレースになってしまいますがローズSではシンハライト、クロコスミア、カイザーバルに次ぐ4着。“大箱マイルのスロー”という条件はアルテミスS桜花賞と同じで、スムーズならば掲示板くらいはあっても驚けません。

ナスキロ的な斬れですから、黄色いメンコも影響してマルセリーナに似てるな、と思うこともあって、ヴィクトリアマイルで内枠でも引けば...とすら思っています。

土曜の注目馬 ~ マルセリーナ的な斬れ - 4歳上500万下

彼女の欧州ナスキロ的な重厚な斬れ、つまり、ジェンティルドンナやエイジンアンウインズではなく、ウオッカマルセリーナヒカルアマランサスニシノブルームーンの斬れと同質ですからVMがドンピシャという感がありました。今日は馬場も向いた感がありますが、自分の考察が正しかったと証明される走りをみせてくれました。

Caerleon×Darshaanのマリエンバードの現役時代は知りませんが、デンコウアンジュの斬れをみれば、マリエンバードの走りも想像することができます。この辺りも競走馬考察の面白いところです。

 

昔なら、馬券を買ったり、ほれ見たことかと第三者に誇示したりしていましたが、もう全て自分の中で完結して納得というようになりました(血統が、“アグネスタキオン×A.P.Indy=ヒカルアマランサス”から、メイショウサムソン×マリエンバードに変わっただけで、本質は変わっておらず同じことの繰り返しですから)。

でもこれは最近の若者のSNS投稿と同じですよね。他者承認がないと自我を確立できないようでは真の幸福にはたどり着けない...と。一昔前ならば、今のように他者との距離が近すぎず、夜なんかもSNSで繋がらないから必然的に孤独を経験できたはずで、それが自我の確立に繋がっていったのだろうなぁ(何のブログだ)。

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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