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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

《回顧》第77回桜花賞 ~ Lady Angela≒フランクリーが効いた好配合は、“テースト+Thach(=Special)” や “スカーレットブーケ+ロイヤルスキー” という見方もできてなかなか面白い

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隅田公園の桜

 

ダイワメジャー産駒は、そのパワーを日本の芝向きに改良するために「Nasrullah+Tom Fool的血脈」を持ってくることがポイントです。

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メジャーエンブレムはHalo≒Red God≒Past Example3×5・5、カレンブラックヒルはTerlingua(Storm Catの母)、コパノリチャードはHalo≒Red God3×5+Caerleon

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このポイントの他に、GI級の底力を注入するためには「母父が欧州の2400型だとなお良い」ということを望田先生は仰っています。そうでなくとも、ダイワメジャーの中で最も底力がある血Lady Angelaを増幅するというのはマイナスにはならないでしょう。

レーヌミノルの母ダイワエンジェルは優秀な繁殖牝馬で、スペシャルウィークとの間にフローラS3着でオークスにも出走したダイワデッセーを、またレーヌミノルまでの5年間はダイワメジャー牝馬を産み続けていますが、全てが中央で勝利を挙げています。

タイキシャトル×ロイヤルスキーなので、Halo、CaerleonというNasrullah+Tom Fool的な血を持ち、Nijinskyロイヤルスキーは同牝系ですからFlaming Top6×5という牝馬クロスもできます。

そしてマイルのGIを勝ち切ったのは(勝ち切るとは思っていなかったが)、残りの1/4の母母ギフトプリンセスがテスコボーイのHyperion3×4という王道配合で、ダイワメジャーを配されるとLady Angela≒Heliopolis(HyperonとSwynfordの3/4同血クロス、HyperionSwynfordとRock SandでみればLady Angela≒フランクリーともいえる)になるというのがポイントだったのではないかと思います。

もちろん、ノーザンテースト+Special=Thach”という見方をすればメジャーエンブレム的ですし、“スカーレットブーケ+ロイヤルスキー”でみればダイワスカーレットキャプテントゥーレといえます。

もちろん、スカーレットブーケのMan' o Warをロイヤスルキーで増幅したり硬派な米血が豊富で肩が立って前脚の出が悪い走法ですからこういう馬場は向いており、忘れな草賞を制したハローユニコーンも同型でした。

 

 

オークスでは、良馬場ならばソウルスターリングアドマイヤミヤビが巻き返すと思っています。特に後者はデムーロ騎手継続なのであれば、前受けの可能性が高まりますし、前受けしてこその馬とみていますので逆転の期待すらあります

一方、リスグラシューは軽い馬ですので反動が心配です。

贔屓しているヴゼットジョリーの行きっぷりには驚きました。東京2400でどんな走りをみせるか本当に楽しみです。アースライズ的レッドアヴァンセデンコウアンジュ的末脚はみせてくれると信じていますが...

 

 

贔屓しているジョーストリクトリがNZTを勝ち切ってしまいました(^^;)

NZTは、贔屓しているのはジョーストリクトリとスズカゼ。前者は大箱の持続戦ならGIで馬券になれる能力の持ち主で、それこそ昨年のNHKマイルCのように逃げ馬(メジャーエンブレム)が強い競馬をしての「漁夫の利的2・3着」くらいやれるとみていますが中山マイルはどうか。

土曜の注目馬 ~ マルセリーナ的な斬れ - 4歳上500万下

“中山の内枠のシュタルケ騎手”でしたからもう少し言っておけばよかったですか。

タフな馬場で欧血の底力が効いたんですね~、素晴らしい。どうもHyperionというと東京のGIというイメージが強いんですよね。

いずれにせよ、新馬からかなり目を付けていた、というかこの世代で1番好きなのはジョーストリクトリとヴゼットジョリーですから良かった。

derby6-1.hatenablog.com

 

阪神牝馬ミッキークイーンがかなりのパフォーマンスをみせましたが、デンコウアンジュは“納得の7着”でした。馬場は軽い方が良いでしょうから、どこかで穴を空ける馬だという見解は変わりません。VMや府中牝馬でしょうか。

阪神牝馬Sは、まぁミッキークイーンでしょうがデンコウアンジュがどこまでやれるか注目しています。

アルテミスSの殿一気は、中距離馬の斬れで、オークスで期待をかけていましたが不利を受け9着。スムーズなら掲示板はあったでしょう。桜花賞は内へ突っ込んで行き場を失いましたし、秋華賞は内回りで出遅れ、最悪なスローペース、その中で上がり33秒5を使って大外から追い込んできたレース振りは評価できます。そしてエリ女インコースの先行決着...

他力本願なレースになってしまいますがローズSではシンハライト、クロコスミア、カイザーバルに次ぐ4着。“大箱マイルのスロー”という条件はアルテミスS桜花賞と同じで、スムーズならば掲示板くらいはあっても驚けません。

ナスキロ的な斬れですから、黄色いメンコも影響してマルセリーナに似てるな、と思うこともあって、ヴィクトリアマイルで内枠でも引けば...とすら思っています。

土曜の注目馬 ~ マルセリーナ的な斬れ - 4歳上500万下

 

皐月、フローラ、春天、GW...春だね。

(でもまだ学校始まってないから春感ない...)

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)