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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

日曜の注目馬 ~ マカヒキに続け / HyperionとSon-in-Law~Lady JurorとDonatelloの塊

derby6-1.hatenablog.com

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カデナは、ディープインパクト×フレンチデピュティで、Halo≒Sir Ivor≒Boldnesian3・5×5とHaloを増幅しており、AlycidonでBurghclereの底力を増幅している(Burghclere≒Alleged3×6)というところまで昨年のダービー馬マカヒキと同じ。

マカヒキやその他クラシックを制したディープインパクト産駒と異なるのは母がNorthern Dancerのクロスを持っていないという点。ただ、これは底力というより、「ほんのちょっとの頑強さを加えている」というイメージなので、2歳秋に重賞を楽勝している時点で「頑強さ」は十分あるわけですからそこまで気にはしていません。

母はフレンチデピュティ×Seattle Slewで、Haloを増幅し米血パワーも伝わっているのでコーナリングも難がないというのもマカヒキ的。

もちろんSeattle Slewらしさも感じるので東京も合いますし、2000mがベストらしいところもダービーにおいてはプラスです。

この相手関係ならば抜けていると思っています。

 

ダイワキャグニーはお馴染のキングカメハメハ×サンデーサイレンスで、残りの1/4部分である母母トリプルワウがナスキロとTom Fool≒Attica4×3のクロス(Coastal≒Sir Ivor1×2といっても?)で、配合に素直なキングカメハメハであればこれくらい走って当然の血統。

しかしSir Gaylordの影響かなぁ、緩さは感じるので中山の急坂というのは気になります。

 

サトノマックスは、Indygo Shiner×Luhukで米血パワーが豊富。それでも筋肉の柔軟性は感じるので、よう発現の仕方をしているとは思いますが、Burghclere増幅が足りない点がどうか。

 

配合的に注目しているのはベストアプローチ

4代母Chapel of DreamsがStorm Catの全妹という牝系で、自身はHopespringseternal≒Terlingua5×5でありGalileo≒Wiener Wald2×3といってもいかもしれません。

戦績もみても分かりますが、Robertoが入るのでやはり内回りでこそでこの条件は合いそうです(藤原先生が東上させて戸崎騎手起用ですし)。

 

前走内容でいえばディアシューターだって急激に力を付けているのかもしれませんし、これも条件は悪くないはずです。

コマノインパルスはHaloにRobertoなのでやはりこの舞台は絶好。

グローブシアターは全兄ほどの素質は感じません。

マイスタイルは完成度が高いハーツクライ産駒で、今回は本気の仕上げのようなので掲示板くらいはあっても驚きませんよ。

 

 

中山12Rはハレルヤボーイレトロクラシックに注目。

ハレルヤボーイトニービンキングカメハメハを併せ持ちHornbeamのクロスなのですが全体的にFair Trialが豊富で同舞台の未勝利の勝ちっぷりが圧巻。だから昨年はスプリングSでもNZTでも◎で贔屓していました。小回り向きの加速力というものです。

レトロクラシック牝馬なので開花するかは半信半疑なのですが、母母カタリストがディープと同じAloe牝系(の中でもMarjuと同じ)で、Sadler's Wells×Ela-Mama-Mou×Welsh Pagent×Crepello×HyperionというHyperionとSon-in-Law~Fair TrialとDonatelloの塊でBurghclere≒Welsh Flame3×4という凄いニアリークロスを持ちます(Burghclere≒Welsh Love3×3でも良いかも)。

前走から半年以上空いた前走もかなり粘れていました(負け方が、「距離が長くてスタミナが切れた」というより、「瞬発力勝負に対応できなかった」ようにみえたので距離短縮は懐疑的ですが...)。

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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