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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

土曜の3歳戦 ~ 楽しみな相似配合アドマイヤプリヴ

チューリップ賞は特筆して取り上げることもないですが、ソウルスターリングリスグラシューも中距離馬でオークスでの距離延長が全く問題ないタイプ。それでも、「外回りマイル戦」のスローペースでは中距離質の斬れが要求されるので、JFも桜もオークスへ直結していますよね。

ソウルスターリングは特に大飛びなのでJFとは違う外枠というのはプラスでしょう。リスグラシューは、ハーツなので3歳春に思ったほど成長しないという可能性もありそうで、ライバルも強いですし善戦止まり...なんてこともあるかと考えています。

ミリッサは、ダイワメジャーでも410キロ台の小柄な馬体に出ました。ダイワメジャーにしては脚長で外回りでもというタイプですが、内回り1800あたりがベストなタイプかなとも思っています。

アロンザモナは良い馬ですが、少なからずHabitatの影響を感じさせるので「下って平坦」の京都がかなり合っていた印象があります。

 

 

チューリップ賞並みに注目しているのが阪神6Rの3歳500万。かなりの好メンバーが集まりました。

まずバルデスは緩さが残りますが素質はかなり買っています。

ダノンロマンはディープ×イマーキュレイトキャットなのでリアルスティール=ラングレー=プロディガルサンと同血で、ラングレーやプロディガルサンのようにリアルスティール的なパワーは発現しませんでしたが、彼らのように古馬になってから楽しみな逸材。

アドマイヤプリヴは以前も取り上げましたが、母モンローブロンドアドマイヤベガ×ソニンクですから、トニービン3×4(Hornbeam≒パロクサイド7・5・5×6でもある)にNureyev5×4なので、ジャングルポケットシュヴァルグラン的なNasrullahHyperionの増幅

内周りマイル戦だった未勝利の走りを見ても、直線半ばでようやくエンジン点火といったレース振りで、Nureyev的なパワーや母のHalo≒Moonscape3×4・4の機動力で走るというよりも、父譲りの胴長体型でルーラーシップドゥラメンテと同じようなトニービンエアグルーヴジャングルポケットテレグノシス的な斬れで走るタイプだと思うので外回り1800という舞台替わりは楽しみです。陣営も「前走はまだ馬体ができていないのにしまいだけであれだけの内容。放牧で休ませて体は当時よりも成長している」とのこと。

父母相似配合は母の競走能力が高い方が成功しやすいという望田先生の仰っていることからいっても「母モンローブロンド」でもあり注目です。

しかし、3歳春という時期を考えればディープ×クロウキャニオンの完成度というのが上回るかもしれません(^^;)望田先生が朝日杯で◎にするほどの素質馬でもあります。

贔屓しているグリトニルもようやく1800に戻ってきてくれました。中距離で脚を貯める競馬を覚えさせれば良いところまでいける馬だと信じています。

 

黄梅賞のサンレンティーナの母サルヴェジェルマニアは、独血を含み、Nureyev≒Sadler's Wells2×4、Thong=Ridan4×7・4、自身はキンカメなのでそれを継続しています。Northern Dancerが濃いですが少し面白い配合。

 

中山5Rのスターライトブルーホワイトマズル×ジャングルポケットHyperion塊で菊路線に乗ってほしい馬...と言い続けてまだ勝ち切れていません。

 

阪神5Rのヤマニンペダラーダスマートレイアーと同じディープインパクト×ホワイトマズルAlzaoダンシングブレーヴですが、母ヤマニンエマイユホワイトマズル×トニービン×Danzigで、Hyperion/Son-in-Lawが豊富で注目の繁殖牝馬。ペダラーダの2歳年上のマンドールも昨冬1000万に再昇級、まだまだ上をめざせる馬なはずです。

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤氏のブログ 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

栗山求氏の連載『血統SQUARE』http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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