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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

今日の競走あれこれ

日曜の午後から遊んで、月曜から昨日まで関西へ。甲子園は丸2日間、7試合観ることができました。地元新潟の中越の死闘は本当に良かった~

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関東方面から帰省すると観れないんですが、関西方面から帰ると、信越線の柿崎→柏崎間は、夕日が絶景ということでも有名。スポットにはカメラマンが電車とのコトラストを狙って待っています。今回は少しベストタイミングずれちゃいましたが。

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簡単に今日の出馬表を見て考えたことをまとめます。

新潟2Rウインクバックは、アイルハヴアナザー×スペシャルウィーク、母母父ティッカネンCozzene×ターゴワイズでナスキロ×ナスキロ、スペシャルウィークCozzeneはSSの父祖Royal ChergerとCozzeneの父祖Nasrullah、そしてCount Fleetが共通、アイルハヴアナザーで芝馬を出すための配合ではあります。大物にはならないと思いますが...

 

新潟5R(芝1800m)新馬戦、ノルマンディーの外国産馬オリファリオンは、07,08年とBCスプリントを連覇したMidnight Luteの産駒ですがこの距離のデビューということはSecretariat≒Sir Gaylord5×5・5的な緩さが出ている可能性があります。「まだ素軽さはないが」というコメントもらしといえばらしい。配合のポイントは、Sister Dot≒Sir Ivor4×4ではないでしょうか(Sister DotはMidnight Luteの母父デヒアの母)。SecretariatSir Gaylordと、Tom Fool的な血(Sickle=Pharamond、Bull Dog=Sir Gallahad)が共通で、Tom Fool的な血の部分は全きょうだいクロスになるので非常に精度は高いです。

 

小倉10R宮崎特別では、皐月賞7着のナムラシングンが復帰。流れを考えれば皐月賞は相当なパフォーマンス、ここでは力が違うと思いますが。ヴィクトワールピサ産駒はMr.Prospectorの母Gold Diggerを増幅する配合が成功していますが、シングンはMachiavellian=Coup de Geine3×3の全きょうだいクロス(母系のCozzeneももちろんGold Digger増幅に一役買っている)。体質は柔らかいですが、足捌きにはHaloの影響があるのか、内回りでの捲りがベスト、ここは決めてもらいたい。

アグネスヒーローアグネスレディー4×4にGraustark5×5、単純にディープスカイ×ティンバーカントリーですから道悪の鬼で、ここでは厳しそう。

ゼンノダヂカラオはMy BupersにAlydarを持つキンカメ産駒ですから、明らかに内回り向き。あ、と思ったら内2000の若葉Sでシングンとツースリーでした。

 

阿蘇Sではブライトアイディアが人気していますが、その母マイティーカラーはなかなかの名繁殖。スピードが魅力のBallade牝系の祖であるSoaring牝系でも、Raise a Native→His Majestyと配され、グラスワンダーが出るGraceful Tuchの分岐で、さらにVice RegentWoodmanトニービンと配され、スタミナとパワーが魅力。ダイワメジャーとの仔であるピースオブジャパンも道悪が巧い中距離馬です。

 

札幌1Rマイネルズイーガーが出ていましたが、この馬はアイルハヴアナザーというより牝系の遺伝力が強くてPrincely Giftの柔らかさが出ている馬ですからダ1700はいくらなんでも不向き。新潟外回りをダラダラ走らせておけば良いと思うんですが...。

 

札幌10Rコスモス賞地方馬でもヘッチェアートオブダムールは芝向きな配合に思います。特にアートオブダムールなんかは、母母がForesserにPrivate Account、洋芝合いそうですなぁ。

 

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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