読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

新馬4鞍振り返り ~ アイルハヴアナザー産駒再考ほか

配合 Road to Classic 2017

ん~昨日は久しぶりにディズニーランドに行ってきたんですが、土日が丸々1日潰れると、競馬ファンはやっぱり生活リズムが崩れちゃいますね...。

 

昼前から新馬戦の血統とパドックを見ていたらもう準メインの時間に。まぁでも2016-2017クラシックロードは徹底的に2,3歳戦を考察すると決めているのです。

 

土曜阪神5R

勝ったレッドラシーマは母アドマイヤリッチがサンデイレーレンスと、Gulch×キーフライヤーのレースの仔。あまりクロフネの硬さは感じませんでしたが、芝のGI級になることは血統的には考えにくいかなぁ。

 

2着サトノホルスは、POGというよりも、母の配合がすごくて「POGで自他の人に持たれるとやるせない気持ちになる」馬です(^^;)

母父Monsunと4代母Sankt JohannnaがAlchimist≒Aditi4×4・4、Ticino3×2という独血、3代母はAlycidon≒ハイトット4×3も持ちます。

パドックを見てみると、独血異系の影響があるのか柔らかいんですが、少しメリハリに欠けるなぁという印象でした。もしかすると、Grand LodgeのHabitatを通じるSecretariat≒Sir Gaylord3×3の影響かもしれませんね。走らせるとピッチ走法でこれは字面の割に距離は持たないのかなと思ったり。

 

7番人気で後方から差し込んで3着のメルヴィンカズマは、母母パウダースノーがMr.ProspectorとCaroを持つので、父の持つGold Diggerが内包するナスフリート(NasrullahとCount Fleet)を増幅させている、ピサ産駒の走るパターンパドックを見ても、柔らかくて、脚長で1番良く見えました。雄大なストライドで走る姿は少しパールコードに似ていました。少しコアなところではサンライズクロンヌとかにも似ていると思うんですよね。これはなかなかの馬。

derby6-1.hatenablog.com

 

ルーラーシップ産駒のスズカマイゲストはけっこうムキッとしていて筋肉量が多いように感じました。これはルーラーシップ産駒の特徴なのか、ノーザンテースト4×4の影響なのかは分かりませんが、やはりルーラー産駒はダ1800型も出てくるんじゃないですかね。

 

土曜東京5R

勝ったマイネルバールマンは、母母父Gone West→母父シンボリクリスエス→父ジョーカプチーノとナスキロを継続、母父→父の流れではナスキロラトロとして継続していて、らしいストライドで走ってました。

 

日曜阪神5R

勝ったアンジュシャルマンは、パドックではサンデーサイレンス3×3のナムラバウアーと並んで柔らかさが違いましたね。自身はHalo≒Red God3×4というマンカフェの走るパターン。母母父Red SunsetはSpring Run≒Tom Fool2×3でもあります。

 

2着マイネルパラディは母ロワージがGreen Desert×Habitat×CaroでNasrullah基調、Sir Gaylord4×3、父はスクリーンヒーローですから自身はDanzig4×3でもあります。走らせてみると柔らかく、今日は馬場が馬場だったのでピッチ走法に替えて走っているように見えなくもなかったです。これは注目してみたい。

 

日曜東京5R

勝ったモリーミネルバは贔屓してきたハレルヤボーイの全妹で、この血統はNasrullahHyperionもFair Trialもずっと継続交配し続けている配合で、実馬にはFair Trialらしさが前面に出るんですよね。小柄ながら兄のようなピッチ走法で馬場を攻略しました。

3代母ミホグレースがノーザンテースト×ビューティマリア(Fair Trial4×4)で、さらに母父Lyphardの母母父グルームダンサーで、さらに母父キングカメハメハでNureyev、自身はネオユニヴァース×トニービンのトーセンファントムですからFair Trialが強いですね(ネオの母ポインテッドパスはFair Trial)

derby6-1.hatenablog.com

 

3着ジュンヴァリアスは、デュランダル×ブライアンズタイムでHail to Reason4×4、母はRoberto2×5なんですが、母母ゴッドインチーフがコマンダーインチーフ×Chief's CrownでSir Gaylord≒Secretariat5×4、この影響もあるのかパワーを伴ったストライドで走ります。ただ、芝で切れ負けするけど、小回りダートも合わない...という馬になる可能性も否定できないですね。しかし注目。

 

人気のマイネルズイーガーは、柔らかいんですが少し後駆が非力にうつりました。また、走ってみての、あの前脚のすんなりした出方はサッカーボーイPrincely Giftらしいもの。

まぁズイーガーはサッカーボーイを持つからあんなに柔らかかったのかなぁという気もするんですが、アイルハヴアナザーは、父Flower AlleyはMr.Prospector3×3、自身はGold Digger≒Prince John5・5×7、Nasrullah≒Royal Chergerにまで広げると7・7・8・8・7・8・9・8×7・7・7・7・8でもあるんですね。

だからヴィクトワールピサと同じように、Gold Digger的な血を持って来れば意外と芝でもやれる馬が出るのではないのかとも思ったり。

阪神でデビューしたダブルスピリットは母父ハーツでMy Bupersを持つのでワンアンドオンリーと同じCourtly Dee≒My Bupersなんですが、母母がサワヤカプリンセスでHyperionも多い分ちょっと体質は硬めでしたかね?

 

----------

 

【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

 

----------

 

【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

広告を非表示にする