4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

NZT、阪神牝馬S、ひめさゆり賞

皐月賞へ向けて、中山芝の馬場状態がかなり気になりますよね~

昨年はエアレーションされた芝が押し固められて、かなり前有利の馬場(右回りのドゥラメンテは別格だった)だったと記憶していますが、先週を見る限り内が荒れていて、プチゴールドシップ皐月賞馬場にw

 

NZTは、◎ハレルヤボーイがこのローテで出てきたらもう◎しかない。ノーザンテースト4×5の影響か小刻みなピッチ走法で走るのでまともなペースであれば東京<中山なはずで、キングカメハメハトニービンを通じるHornbeam5×7を持っているということも、持続力が担保されているような気がしてよい。もうこれでスロー濃厚の東スポ杯で◎にし、後方からピッチで追い込んで5着。スプリングSも◎、捌き次第では掲示板はあったかと思っています。気性に任せてある程度前に行くことも可能ですし、中山マイルは現状ベストだと思うし、この枠もプラス。

ショウナンライズはローテが気になりますが、ダイワメジャー×RahyでHalo≒Red Godのニアリークロス、母母がHyperion4×5・6というのも好感です。そしてなんといっても、この気性に横山典弘騎手、まさにアンビシャスのような騎乗が想像できる。流れは速くはならなさそうなので、これはありそう。

キャプテンペリークロフネに、ネオユニヴァース×トニービンHyperionな母、さらにスクリーンヒーローと同じモデルスポート牝系でスピードがあります。これは単なる早熟馬ではなく、けっこうなところまでいくと踏んでいます。流れも向きそうなので、将来的に振り返った時のためにも▲くらいは打っておきたい。

サーブルオールハービンジャー×アドマイヤベガですからShareef Dancer≒アンティックヴァリュー4×4(Nothern Dancer+Tom Fool)で、興味深い配合。やっぱり走ってくるんですね。

ダンツプリウス阪神中山型だろうから、この枠ならやはり切れず。△アストラエンブレムは広いコース向きも、この鞍上なら念のため。

レインボーライン神戸新聞杯で◎とかまで言ってきたほど期待していた馬ですが、ここでは印は付けられず...。現状は時計の掛かる直線の長いコースがベストかなという感じ。カープストリーマーの狙い目は前走だったと思うし、ボールライトニングは広いコースの1400がベストだと思っているので、このコースのこの枠だと食指は動かない。

 

阪神牝馬スマートレイアーがどういう競馬をするか分かりませんが、ミルコなら昨年の米子Sがありますからやはり出していくのかも...。Goofedが強い配合で内1400がベストなタイプで、外1600ならスローの方が良いタイプ。このメンバーで辺に出していくと着外でも不思議はない。

ストレイトガールは、昨年GIを2勝しましたが、どちらもかなり外的要因がこの馬向き(VMは例年と異なり1400質のレース、スプリンターズもスローで1400質のレース)で過大評価は禁物と見ています。

ミッキークイーンはやはりマイルだと勝ち切るイメージは湧かず。ローズSもかなりのハイペースでありました。

ココロノアイは母父デインヒルですから、直線の長いコースでの末脚比べがベストだとは思いませんが、重賞レベルで掛かる気性を見ても分かるように相当な能力の持ち主と思っています。乗り替わりでも豊さんなら安心、内から抜け出しての2,3着なら。

ウインプリメーラの前走は明らかな地力強化が見てとれました。

アンドリエッテはSilver Deputy×Unbridled、母母がDr.Fager4×3というパワー型で小柄な体ながら道悪を苦にしませんが、母はMr.Prospector3×4でもあり、自身はSir Gaylord6×6、何というかパワーも兼備しているんだけれど、緩くて、いっつも遅刻してくるというタイプでありました。きっと古馬になって緩さが抜けてくれば更に上を狙える馬だろうし、東京よりかはタフな阪神の方が合っているでしょう。

じゃあ◎は何かというとこれはアイラインに捧げたい。3代母アラトウホクはNasrullah4×4で、その母父デュールはRound Table×Nasrullahのナスキロ血脈、さらに2代母父オウインスパイリングはSeattle Slewボールドラッド3×4のボルキロのクロスでナスキロを継続、そしてアイライン自身はダンシングブレーヴ3×3という興味深いクロスを持ちます。あの全身運動はダンシングブレーヴらしいものだと思うし、ナスキロを重ね続けた配合、そして父ローレルゲレイロの内包するCarleon、マルゼンスキーと母のSeattle SlewのLa Troiennneパワーのバランスも取れているからここまで出世してできていると思います。

 

福島のひめさゆり賞は個人的に注目している馬がけっこういて、メイショウカクオビはStrikingにノーザンテーストサンデーサイレンスファルブラヴと血統派良いですし、将来的には芝ダ問わず長いところでけっこう出世するんじゃないかと思っています。牡馬のFairy King系はスタミナを伝えますからね(アドマイヤラクティetc...)

アシュワガンダは左に膨れる癖がありますが、ベゴニア賞やハレルヤボーイの500万の内容から能力はなかなか。能力通りなら勝ってもおかしくないと思っていますが、今9番人気かいな!

 

 

今週のウマニティ『みんなの競馬コラム』は桜花賞です。クラシック、気合が入って長くなりました...

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久しぶりにうまゼミ!!に出てきましたのでこちらもどうぞ。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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