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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

伏竜S・マーガレットS 簡単考察

伏竜S、◎はヒヤシンスでも△を打ったケイティブレイブだ。名門La Troiennne牝系の中でもStrikingの分岐で、父アドマイヤマックスの母母父ヒッティングアウェーはStrikingの仔だからStriking5×6を持つ。アドマイヤマックスの母ダイナシュートはAlibhaiを引くファンシミン牝系にヒッティングアウェー→ノーザンテーストと配されているから、アドマイヤマックスサンデーサイレンスの力で芝の短いところに出たが、ダート馬を出す下地はある牝系だ。現にアドマイヤロイヤルやマルカフリートが出ている。ケイティブレイブはそこにCourt Martial≒Tudor Minstrel6×4を持つ母、そしてStriking6×4で粘りとパワーを増幅させていている。こういうタイプは内1800の方がパフォーマンスが上がるだろうし、東京マイルであれだけやれていたのならば今回はアタマまで可能性はある。

レガーロA.P.Indy≒Charming Lassieの3/4同血クロス2×3で緩いストライドで走るから内1800だと勝ち切れなさそうだ。Buckpasserをクロスしているものの、母がもう少しパワーに寄っていればCalifornia Chromeのような馬が生まれたかもしれないが、少し緩さが出ている。

◎ケイティブレイブ

〇グレンツェント

▲ストロングバローズ

△レガーロ

△キョウエイギア

△ナムラアラシ

 

マーガレットS、笠先生は「Seeking the Goldが入ると1400mベストになる」と頻繁に書かれている。Dubai Millennium→Dobawiのラインを生み出していることはある。それほど遺伝力があるのだろう。◎ティソーナの母ラドラーダはレディブロンドの娘だ。血統背景からもここは突破してもらいたい。

スリラーインマニラはCoutly DeeにSir Ivorデインヒルエンドスウィープキンシャサノキセキと配されてきた。His MajestyとNothern Dancerのクロスでデインヒルを増幅させているし、血統背景は良い。

ワンダフルラッシュの母はワイルドラッシュ×ロイヤルカード、そこにバゴで短距離馬の本馬が生まれるのだから血統は分からない。母系がしっかりしているので早熟の短距離馬で終わることはないし、外枠から先行して粘ったフィリーズRの内容は悪くない。

ボーダレスボーダレスは、アドマイヤムーン産駒で、母がTudor Minstrelのクロスを持っていっているという点はムーンエクスプレスと同じだ。オープンであれば通用する馬だろうし鞍上も魅力だ。

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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