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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

考察 ~ 東京6R、フリージア賞

東京5Rのスカイムーヴァー(ディープ×El Prad)と京都6Rのフィーユダムール(ディープ×メダグリアドーロ)で、どちらも数は多くないAlzao≒El Pradを持っています。前者は勝ち負けでしょうし、後者も未勝利の勝ちっぷりは良かったので結構やれると思うんですけどね。

 

東京6R(芝1600m)、この時期は平場とはいえ2勝目を挙げるのと挙げないのでは大違いですから重要な1戦といえます。しっかりと見ていきたいところ。

内枠の3頭(プレイヤーサムソン、スターオブペルシャ、ハレルヤボーイ)は全て突き詰めればFair Trialらしい馬といえるのではないでしょうか。

ここは適性<能力重視で、◎ハレルヤボーイはトーセンファントム(ネオユニヴァース×トニービン×ノーザンテースト)産駒でノーザンテースト4×5、母父キングカメハメハでもあるのでドゥラメンテと同じトニービンとキンカメによるHornbeam5×7で一定の持続力も兼ね揃えています(だから重賞レベルで戦える)。しかしあの中山未勝利での強烈な瞬発力、東京のスローで速い上りで追い込んで来るあたりは、父のTudor Minstrel、母のNureyev、Lyphardの影響、もっといえばOwen Tudor≒Court Martial9×7による影響ではないかと思うんです。

スターオブペルシャロサギガンティアの3/4弟だからそれらしい馬で、母Big ShuffleがジュライC2着などがあるスプリンターでなんと母母がOwen Tudor≒Court Martial2×2!母系にDanzigも持ちますからFair Trial化といった感じで、中山マイル~1800でこそ、東京ならばスローの方が追い込みやすく、将来的にはマイル以下にシフトという兄同様のイメージでいます。(母ターフローズ、2014年産のステイゴールドは微妙で、15年、16年産のディープは面白そうで、ヴィクトワールピサを付けてほしい)

プレイヤーサムソンもすごい配合で、High Top=Camden Town4×4、Princely Gift5×6・6、しかし如何せん気性が幼いですね。

今となっては芙蓉Sは低レベルなのかなぁと思ったりしますが、▲ルノートルにはもう1度期待。Acatenangoなどと異なり母父Monsunは完全なる純生独血。

サバイバルポケットジャングルポケットに母母フラワーパークだからHyperionが濃く長い目で期待。

アシュワガンダの前走ベゴニア賞は強い競馬で、タニノギムレット×アドマイヤベガらしい斬れ者にみえる。

大穴では△ジュアンマリエで、ダイワメジャー×ブライアンズタイムですが、母母はMiswaki×ターゴワイズでRose Bower≒ターゴワイズ3×2?のナスキロクロスで東京芝は合うと思うのですが...。サトノクラウンみたいだなぁ。

 

フリージア賞(芝2000m)は、秋華賞4着、ローズS3着のクーデグレイスの初仔で母母グレイスルーマー=ポップコーンジャズ(ラブリーデイの母)の〇ブラックプラチナムの素質が1番。ノーザンテースト4×5で、ホワイトマズル×トニービンの母だからHyperionが強く、「体質が弱く攻めきれない」とのこと。

この時期の2000m戦は緩さが残る馬が多く集まって1800ベストの馬が勝ち切ることがあります。◎ジュンヴァルカンNasrullahRound Tableを持つ母母マリスターⅡに、”ナスフリート”(Nasrullah≒Royal Cherger×Count Fleetを持つエンドスウィープが母父。斬れませんが大跳びで馬場の渋った大箱は合っているのでは?そもそも前走セントポーリア賞の勝ち馬サトノキングダムはダービーで◎を打っても良いと思っているほどの馬で、2着メイショウタチマチも牝馬中距離ならトップクラスの馬。相当なハイレベルだった可能性があります。

マイネルハニーは距離が長いと思いますが、Nothern Dancerを持たないマツリダゴッホにNothern Dancer3×3の母、そしてHail to Reason4×5、Bold Ruler5×5、Graustark5×5と軽い相似配合系になっていて出遅れでスローの前走で人気が落ちるなら。馬場も味方に付けれるので。

アメリカンヘブンは気性が課題だが今回はパッシファイヤー着用で戸田師は「大人しく歩ければ好勝負」とまで言っている。トーセンラースピルバーグ、コメートらで近年好調のGoofed牝系だし印は打っておきたい。

リンクスの東京替わりはプラスで、馬場が悪化すれば△パラノーマルウインシンフォニア岡田繁幸系2頭も。

blog.goo.ne.jp

 

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ウマニティさんでのコラム、今週はフェブラリーSを書いています。

【フェブラリーステークス】血統考察 byうまカレ|競馬コラム|競馬予想のウマニティ - サンスポ&ニッポン放送公認SNS

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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