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4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

先週の3歳戦 ~ サトノキングダム、トウショウドラフタ、アドマイヤダイオウ

配合

テストが終わったのでその反動からかこの週末は2日間とも朝までコース。お金も飛びましたが、普通に生活していたのでは経験できない面白エピソードがまた追加されたので良し。ようやく週末のレースを確認できたので3歳戦の芝を簡単に振り返ります。

 

奥が合って品のある超良血、母父Acatenango+Alzaoダンシングブレーヴ3×3

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セントポーリア賞はサトノキングダム新馬→特別連勝を飾りました。ドバイワールドカップケンタッキーダービーを制した半兄Animal KingdomはBlushing Groom→Candy StripesラインのLeroidesanimauxという南米色が強いの種牡馬の産駒。母父Acatenangoは1/4独、3/4英で成功した馬ですが、サトノキングダムの母系は独のDラインです。ポイントはLyphard4×4でありながら、そのクロスが、Lyphardとは思えない斬れ味をみせた父ディープインパクトと母母父ダンシングブレーヴを通してのものだということで、Alzaoダンシングブレーヴ3×3(LyphardSir Ivor≒Drone)でもあるということです。調べたところ、このニアリークロスを持つ馬はサトノルパンやスマートレイアー、アヴニールマルシェ、レガッタなどやはり斬れる馬を多く輩出していますね。

また、ディープインパクト×AcatenangoもワールドエースやエックスマークなどOP馬が出ているように、Acatenangoの父父で純独血であるLiteratや、Mumtaz Mahalと結びつくTetratemaを2本(Acatenangoの母が5×3のクロスを持つ)、そしてHyperionを同時に取り込めることで相性が良いです。

それでも、やはりドバイワールドカップケンタッキーダービー馬の弟だけあって、母系のトラフィック(Traffic JudgeやEight Thirtyを持つ)の影響か、柔らかすぎないところも良いですね。あの俊敏さも感じさせる美しいリズム良いフットワークはエピファネイアを思い出させます。

しかし昨年はサトノクラウンにサトノラーゼン、今年はサトノダイヤモンドにサトノキングダムを所有されている里見オーナー、見事ですね。何かこう、品を感じさせる馬が多いように思います。

 

サマンサトウショウにSadler's Wells≒Number3×3

クロッカスSを制したトウショウドラフタは本当に力を付けました。馬場が向いたにせよ完勝。アンライバルド×ジェイドロバリーですから、Sadler's Wells≒Number3×3、1/4にあたる母母はスイープトウショウの祖母でもあるHyperionが濃いサマンサトウショウ。スピードもあるので、マイル前後を先行して粘り込む形がベストなのではないかと思います。これからどこまで成長してくれるか、POGで持っているので楽しみです。

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パワーを伴ったストライド走法

梅花賞はアドマイヤダイオウが勝利。全兄にもダ1800の新馬勝ちを飾ったアドマイヤスターがいますが、母アドマイヤマリンは繁殖牝馬として成功しそうです。母母ベルベットローブが、アドマイヤサガス=チェスナットバロン、ローブデソワなど(すべて4勝)を輩出する優秀な繁殖牝馬です。Gone West×Slewpyだから、大箱向きに出ることが多いですし、ダート向きのパワーも確実に伝えてきます。ダイオウは父がスーパーサイアー、ディープインパクトですからパワーを伴ったストライドで走る芝馬にでました。ただ春の京都や東京だと時計的に厳しいものがありそうな気がします。雨の京都新聞杯で。

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現3歳世代で血統的に期待しているのはレーヴァテインとサトノキングダム。前者はディープとの配合が非常に合っていると思いますし、そのおかげで兄たちほどは緩さを感じさせないのが良いです。リオンディーズは東京のパンパンの良馬場時だけ若干不安があると思うので、この2頭がもしかするともしかするのかも?と期待しています。

 

derby6-1.hatenablog.com

 

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)

望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

 

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