4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

安田記念ミニ考察

フルーキーが回避とのこと。少し時計が掛かった方が良いタイプだけに、雨が見込めない時計勝負だと厳しかったような気がするからなぁ。

 

安田記念というと近年ではウオッカを思い浮かべれば良いのだろうか。父タニノギムレットはBT産駒で、グロースタークのクロスの重厚さの中にグレイソヴリン→フォルティノ→カロと続く柔らかな母父クリスタルパレスだった。そこをタニノシスターのルションbyリヴァーマン×トウショウボーイbyテスコボーイでいじったウオッカは、東京のハイペースでさぁどうぞ!斬れてください!という馬だった。

 

昨年はとんでもない不良馬場で、道悪適性以上に精神力が問われたような1戦。ジャスタウェイの地力がものを言ったレース。グランプリボスサクラバクシンオーノーザンテーストのパワーと、ショウナンマイティ=アレッジドにやられたような1戦。グランプリボス陣営もショウナンマイティ陣営も「状態があまり...」のようなことを言っていたと記憶しているので、本当に難しいレースだった。

 

世界のロードカナロアがなめられた4.0倍で勝利した13年は、カナロアはセクレタリアトでラストタイクーンをいじった馬で、2着ショウナンマイティもあのしなやかなフォームは望田さんのいうナスキロ的なものだと思うし、3着ダノンシャークはディープ×カーリアン×シャーリーハイツの緩緩晩成マイラーだから一貫性はある。

 

ストロングリターンが強かった12年も13年と同じ感じで、Hペースで、ボリクリのシアトルスルースマートストライクナスルーラ≒ロイヤルチャージャー、プリンスキロでいじって柔らかく斬れた福永祐一に、ナスルーラ×ハイペリオンテスコボーイのバクシンオーで母母父セクレタリアトグランプリボスが2着、3着がこれまた母系のリヴァーマンテスコボーイでキンカメのラストタイクーンをいじったコスモセンサー。ちなみに本命( `ー´)ノ

 

12年もテスコボーイサクラユタカオーエアジハード×トニービン×---------×ネヴァーベンドで東京鬼血統のショウワモダンがハイペースを差し切り、雅巳の実況が光った1戦。2着はいかにもサーゲイロードハビタットの流れを継ぐスーパーホーネットが2着、3着はタニノギムレット×サンデーで残りの1/4をバックパッサーとオリオールで締めたスマイルジャックが3着。

 

他にも08年にウオッカの2着になったアルマダはラストタイクーン直仔だし、13年4着のマイネイサベルもテレグノシスbyトニービン×サンデー。つまりは、速い流れになることが多く、柔らかいディープをガチッとダンチヒやヌレイエフやクロフネで固めて瞬発力勝負上等!というタイプよりは、柔らかく斬れる、リアルスティールよりもサトノクラウンのようなでいきたいということ。

 

出走馬を見て何度も思ったのは、「言うてお前はダイワメジャー」ということ。外回り向きのダイワメジャーもいるんですが、舞台は東京マイルの安田記念だからやっぱり軽視で。種牡馬的イメージとしては、ダメジャが3着以内もキツくて、ディープが勝ち切れなくて、ボリクリやギムレットが勝ち切って、というイメージ。

 

ディープ各種は血統だけならダノンシャーク>ヴァンセンヌ>エキストラエンドリアルインパクト>フィエロ=ミッキーアイルダノンシャークは、はい、これがディープ産駒のマイラーです、という感じがするんですよね。逆にミッキーアイルは新種のディープだ。ダイワメジャーの現役時っぽいぞ。ただこの馬の場合は能力をめちゃめちゃ買ってるんで阪急杯でも〇、高松宮記念でも▲ですから。そう、あとヴァンセンヌはパワー型の母系なんだけれども、切れるあたりはサーゲイロードハビタットニホンピロウイナーだ!

 

ディープ産駒で勝つとしたらおそらくヴァンセンヌしかいないと思うんですがね。本命はもう決まっています。

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