4歳上500万下

“血統表”と“現実”のすり合わせ、“競走馬の個性”の解釈

第82回東京優駿 出走馬血統考察①

ダービーなので久しぶりに更新。

各順番は手元にある血統表の順番なので特別意味はないです。

 

キタサンブラック

Lyphard4×4でBMSサクラバクシンオーBMSノーザンテーストでND5×5×5。ブラックタイド産駒はマイネルフロストが母Danzigクロス、フィールザスマートが本馬と同じくLyphardクロス、テイエムイナズマもBMSDanzigとさすがは切れたディープインパクトの兄でしっかりパワー補強に成功した馬が走っている。本馬はノーザンテーストLyphardのパワーが出ているのか500キロを超える大型馬で大飛び。だけれどもBold Ruler系のジャッジアンジェルーチの影響か器用さがありレース巧者で弥生賞コーナリングは見事だった。こういう配合なのに新馬戦で差しきり勝ちを決めているあたりが大物なのだろう。スマイルジャックが2を取れるのがダービーであり、スピリッツミノル大逃げかつ3番手以降を離した単独の2番手のような展開ならば2着まで考えたい。

 

タンタアレグリア

母はチリのG1馬でND5×4、全体ではND≒Icecapade5×6×5でロブロイ産駒なのでMP4×4となる。母がNijinskyとSadler's Wellsを持っているのはエピファネイアと同じだが、エピファネイアよりも重い。MPクロスがどう出るか分からないけど厳しい流れでどこまで。ポルト同様遅刻のイメージ。

 

ドゥラメンテ

NDを3本持ちKingmamboのムキムキを受け継ぐキンカメの配合はくりがしらさんの本で勉強中ではありますが、母母父トニービンHyperionでキンカメのForliとTudor Mintrelを刺激してサンデーの柔らかさを挟んでしっかりと芝馬にした配合。コーナリングの下手さで東京替わりはプラスだが、スローでお願いしたいところ。と言いつつスローだと折り合い面の不安が付きまとう。キングカメハメハ感は感じないがキングカメハメハ産駒感は感じる。果たして将来マイルCSに出る馬になるのか、エルコンドルパサーになるのか、己との戦い。

 

リアルスティール

競馬タイムズさんにも寄稿する予定ですが、ズルいでしょうこの良血。Miesqueの牝系は説明不要で、Storm CatとNureyavで母がND3×4、ディープと合わせてND5×4×5というディープの超成功配合。母父Storm Cat系はキズナやアポロソニック。将来的には2000くらいの馬になるのだろうがダービーはそれでOK。死角らしい死角が見つからない。

 

サトノクラウン

母はMP3×4、Sir Ivor4×4、全体ではND4×5、Backpasser5×5。Sir Ivorのクロスで小回り向きの器用さ、反応の良さを受け継いでいるのだろう。東スポはいでの切れ、弥生賞の器用さ。全姉が6FのGI馬という点からもやはり12Fでは積極的に推せない。内枠で一考だが、スピリッツミノルが逃げる流れも向くとは思えず...

 

サトノラーゼン

母はIntikhav×Caerleonだが、Intikhavは母がCrafty Prospector×Danzigマイラー。ディープ×ロベルト系だが、Intikhavの父Red Ransomも母父Damascus=Intikhavは3/4が米血なので字面に捉われない方が良い。本馬同様に母がDanzigNijinskyを持っている馬はワンアンドオンリータガノグランパRed Ransomの母父Damascusも妙にダービーにマッチしており、ワンアンドオンリーキズナ、アポロソニックも保持。ここ2走見せた器用さは近年のダービーではプラス。かなり面白い1頭。

 

ポルトドートウィユ

ポルトフィーノはND≒Icecapade5×4×4で全体でND≒Icecapade5×6×5×5、反応の遅さがあり速い流れでどこまで、といった感じ。母父ND系はダービーで好調だがDM(デピュティミニスター)系は全くダメ。セントライト記念とかが意外とマッチするのでは?

 

ベルラップ

母系にChief's CrownでND5×5。器用さもないので外伸びの馬場でHペースでどこまでと言った感じだろうか。エプソムカップ中京記念...

 

グァンチャーレ

ロベルトらしさを感じさせず、良質なスピードを伝えるスクリーンヒーロー産駒。本馬はHalo4×4の軽さが前面に出ており軽い平坦向きなものの、コーナリングが酷いため小回り向きとも言えない。スクリーンヒーローがND2本なので合計3本保持で、一応DanzigNijinskyも持ってます。前走が完調手前だったとのことで状態は間違いなく上がっているので内枠でどこまで...

広告を非表示にする